DIOキャブ
ノーマルキャブの口径はφ14なので、高回転時は吸気が追いつきません。 そこで口径がφ16のDIOキャブを使用します。 DIOキャブには数種類ありますが、比較的年式が新しく、 |
|
キャブのそこの蓋を止めている2本のボルトを外した内部です。 中心のひょうたん形の部分にあるネジ状の物が、 |
|
メインジェトの取り外しです。 メインジェットはエンジン回転数の3〜4000回転より上の回転域で 発進後の加速が悪い場合は番手を大きくしますが、 ハーフスロットル時の調整はスロージェトと併用して考える必要があります。 |
|
ノーマルのDIOキャブには#78〜80番程度のメインジェットが 装着されています。 ジェット本体に小さな字で刻印がされていますので、番手が分かります。 MC−1で使用するメインジェットの番手は Bノーマルエアクリ改+スポーツフィルター+前期シリンダー → #95〜110 Dパワーフィルター+前期シリンダー → #90〜105 |
|
スロージェトの取り外しです。 スロージェットはエンジン始動後から全ての回転域で 発進加速が悪い場合は番手を大きくしますが、 逆に考えると、メインジェットの微妙な調整が出来ない場合 |
|
ノーマルのDIOキャブには#36〜38番程度のスロージェットが 装着されています。 ジェット本体に小さな字で刻印がされていますので、番手が分かります。 MC−1で使用するスロージェットの番手は 前後期型に関係なく → #42〜45 |
|
キャブレターの上のキャップを取り外して内部のパーツを取り出した状態です。 左から、キャップ、スプリング、スライドピストン |
|
スライドピストンを分解した状態です。 左から、ジェットニードル固定金具、ジェットニードル このDIOキャブのジェットニードルは調整出来るタイプです。 |
|
ジェットニードルのクリップです。 溝にはまっているE型のクリップの位置を変更することにより、 左側の溝に移動すると、燃料が薄いなり、 通常は写真の真ん中の位置でキャブの調整を行い、 |
|
ピストンの内部の状態です。 ジェットニードルに取り付けられたE型のピンが ピストンに溝があるのはアクセルワイヤーが通るためです。 |
|
DIOキャブには気温により燃料の濃さを調整するために AFセンサーが取り付けられていますが、 MC−1に取り付けた時には不要になります。 ゴミが入らないようにAFセンサー用のパイプに 次に右側のチョークユニットに電気配線をします。 右側の黒い固まりがチョークユニットです。 |
|
金属端子部だけをハンダ付けし、置きハンダをします。 | |
同じくリード線だけをハンダ付けし、置きハンダをします。 | |
置きハンダをしたリード線を端子に沿わせ、ハンダこてを押し当てて お互いを熱してハンダ付けします。 小さな部分のハンダ付けは、置きハンダをしてから |
|
MC−1のノーマルキャブレターからDIOキャブに取り替えると、 キャブレターの蓋の形状の違いから、アクセルワイヤーの遊びが大きくなり、 フルスロットル時でも、キャブレター本体が全開にならない 場合がありますので、遊びを減らすためにアクセルワイヤーと 蓋の間にカラーを挿入します。 電線の接続に使用する、ギボシ端子のキャップです。 |
|
写真の様にギボシ端子のキャップの前後を切り取って短くします。 | |
アクセルワイヤーとキャブレターの蓋の間に、写真の様に挿入します。 | |
ギボシ端子のキャツプが障害物の役目をして キャブレターのキャップの長さだけワイヤーの遊びが減少します。 |
|
キャブレターのキャップのゴム蓋を押し込んだら完成です。 | |
DIOキャブにはいくつかのタイプがあります。 今回は、MC−1に使う後期型について説明します。 写真後方 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) この他にもいくつか種類がありますが、 |
|
DIOキャブの規制後には2タイプあります。 写真 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) 外観はほぼ同じように見えますが、口径には大きな違いがあります。 |
|
吸気口から見た写真です 写真 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) 左側の方が少し大きいのがわかりますか? |
|
内部のパーツを取り外した状態です 写真 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) バルブの大きさがかなり違います。 |
|
写真 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) 直径はφ18です。 VM18のキャブより少し小さい程度です。 右 DIOキャブ規制後前期 直径はφ15です。 |
|
再度外観を比較します 写真 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) やはり大きさの違いはわかりにくいですが、 |
|
各部の比較です。 写真 左 DIOキャブ規制後後期(最終型) 外観ではそれほど違いがわかりませんでしたが、 DIOキャブオーナーも一度バルブの大きさを測ってみてはいかがですか? 性能的にはφ18−15ですのでかなりの性能差はあると思います。 ただし、絶対パワーを必要する、登坂時や最高速時は話が別ですが DIOキャブを購入する場合は、写真を参考に |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||