平成17年9月

 


平成17年9月2日 金曜日

 

本日はEVの冬対策として、
アンダーボディ(パネル)の製作です。

要するに、走行中の風によりバッテリー温度が低下するのを
防ぐ為にバッテリースペースを囲ってしまいます。

また、サイドブレーキの隙間からも相当な風が入りますので、
それの防止も兼ねます。

バッテリーやケーブルなどを全て取り外します。

写真左の緑色の帯状の物は、バッテリー用のヒーターです。

プラダンに型をとり、型の上から接着材を使って
ガラスクロスを貼り付けます。
プラダンに接着剤を塗りつけ、
ガラスクロスを重ねて行きます。
ガラスクロスの上からも接着材を塗りつけ、
ヘラで押さえて内部まですり込みます。
バッテリースペースの前後も蓋をします。

作業前です。
こちらもプラダンで先に型をつくり、
上から接着剤とガラスクロスを貼り付けていきます。

写真の下には硬化した、アンダーパネルがあります。

実用の硬化時間は約60分です。

翌日以降は取り外したバッテリーやケーブルのメンテです。

 

 


平成17年9月3日 土曜日

 

本日も昨日の続きでEVのボディ作製の仕上げです。

接着剤の薄い所に重ね塗りをしていきます。
底の部分は平らで面積が大きいので、ふわふわしています。
やはり、2枚重ねにするか、補強のリブを入れた方がよいみたいです。

しかし、昨日同様、非常に暑い!!

10時頃にMCさんが来て、チャンバーサポートの補修をして、
こちらもバッテリーの固定金具を作ったりしていましたが、昼で一時中断です。
汗が急に出なくなったので熱射病一歩手前だったようです。

夕方5時頃から、ようやく涼しくなって来たので作業再開です。

ケーブル類の容量アップのために14スケアから22スケアに交換です。
しかし、22スケアでも不安なので(全開時は400A以上流れる)
両方のケーブルを使用することにしました。
写真の左が22スケア、右が14スケアです。
バッテリーの端子の状態です。

通常は蝶ネジの部分にケーブルを接続します。

もう一方の端子に接続金具をとりつけて取り出し容量を増やします。
動力用バッテリー全てに新しく端子を取り付けました。

蝶ネジも普通のナットに交換しました。

バツテリー以外のケーブルの接続を行いましたが、
6時を過ぎると急に日が暮れだして、6時半には強制終了です。
2倍のケーブルを接続するので、スペースと時間がギリギリでした。


モーターの端子にも各2本づつケーブルを接続します。

暗くなったので、写真がわかりずらいです。

明日も続きの作業ですが、午後から雨も降るとの予報ですので、
がんばって午前中に終わらせます。

 

 


平成17年9月4日 日曜日

 

昨日の続きでEVの仕上げです。

まずは、バッテリーのメンテです。
外部の汚れを洗い流しエアで乾燥させます。

写真のように点検用の蓋をあけて液量等を確認します。

蓋が一部黒くなっている部分は、
充電時に発生するガスに含まれる鉛が付着したためです。
それほど付着はありません。

付着量が多い場合は過充電の可能性があるので要注意です。

比重の測定です。
比重計が見にくいですが、1.3以上あります。
電解液が1cmほど蒸発していましたので、
比重が上がったようです。

約8ヶ月、月に20日以上使用でも多少液が減っただけで、
バッテリーは絶好調です。

さらなる、性能アップの為に、
カーボン液を各セルに10ccずつ注入します。

これは下にあるサルフェーション防止装置を購入したときに、
おまけで付いてきました。

これが、バッテリーの寿命を延ばす秘密兵器です。
パルサーシリーズの24V用 PL−024plusです。

これをバッテリー2個に1つ
合計3個、3組使用しています。

購入先は、ネット上で最安のページを探してたどりついた
シジョウ電気商会でした。
対応もよく、購入するならここですね!
http://plaza.rakuten.co.jp/shijo/
オマケのカーボン液もその時にいただきました。

写真の白いのは防水性能をあげるために、
ケースの合わせ面をコーキングしています。

各バッテリーをケーブルで繋ぎます。

今回は2本のケーブルを使って通電容量のアップです。

全てのバッテリーをおよび配線を接続しました。

試乗の結果はバッテリー液を補充した後に
再充電していませんので、変化がわかりませんでした。
明日以降充電が完了した状態で変化を見てみます。

これで1回目のメンテの完了です。

作業が終わり、回りの片付けが終わったとたんに、
雨が土砂降りです。
5分遅かったらビショ濡れでした。 セーフ!

次は秋になりましたら、バッテリーヒーターの取り付け
さらなる断熱にチャレンジします。

 

 


 

平成17年9月11〜12日 土〜日曜日

 

インチアップ計画も成功したので、
今度は販売用のホイルの製作を行いました。

前回の前輪用のホイルを後輪に付けるのが
バランス的にも良いのではないかと考え
ホイル幅を縮めます。

バンドソーでホイルを輪切りにします。

ホイルを切断したバンドソーです。

ぎりぎり切断できました。
回りはアルミの粉だらけです。

切断したホイルをアルミクロスを補強材に
エポキシ系接着剤で貼り合わせます。

本当はアルミ溶接が良いのですが、
見積をしたらあまりにも高額なのであきらめました。

また、自分で溶接機を購入して溶接することも考えましたが、
あまりにもコストがかかりすぎるのでこれもやめました。

ホイルの内側です。

同じくホイルの外側です。

さすがに2回目なので、きれいに貼り付けられています。

強度も前回よりはさらに強力になっています。

どつシリンダのポート加工及びポートの型取りです。

前期型のシリンダーです。

シリンダー内に紙を丸めて入れて、スプレーで型取りしました。

うっすらとペンキが付いています。

最後はアセトンを使用して、ペンキは拭き取っています。

ポート加工後のバリを取るために、
紙ヤスリを両面テープを使って指にはりつけて、
ポート回りを軽く削ります。

このやり方が一番便利です。

ポート加工が終わったシリンダーです。

クランクケース側から排気ポートをみています。

これは0.5mm上に広げています。

やはり前期型のシリンダーは
ポート形状の違いもあるかもしれませんが、すぐに削れます。
感覚的には柔らかいように感じます。

シリンダヘッド側から排気ポートを見ています。

下にほんの少し、左右に1.0mmずつ広げています。

シリンダーの型紙ですが、あまりにもポートの拡大幅が
小さいので前期型のシリンダーでは差が判らないかもしれません。

後期型では差が大きいので役に立つと思います。

 

 


 

平成17年9月19日 月曜日

 

今日は、昼前からYATさんも来て、フライホイルの装着です。

燃料を抜いて逆ジァッキアップです。

わたしは、トレーラー作りの続きです。

ファンカバー、ファンが取り外されてフライホイルが見えています。

プーラーを使用してフライホイルを取り外し、
加工済みのフライホイルを装着してテストです。

キャブのセッティングを換えたのと、
7800回転以上回転が上がらないので
大きな変化はありませんでしたが、
元のフライホイルを加工して再度取付ました。

しばらくは様子見です。

灯火類をのこしトレーラーの完成です。

乗り込み用の歩み板も作成しました。

実際にMC−1に乗り込み自力で搭載します。
無事に搭載できました。

ここで近所の方からアドバイス。
車両を固定するための車止めやロープを引っかける
フックをつける必要があると教えられました。

ごもっともです!
走行中に車両を落としてはシャレになりません!!

またすこし時間がかかります。

再度サイズを測っています。ギリギリOKです。

ちなみに、今回のトレーラーはミニカーサイズで作っています。

長さ2.5m、幅1.3mに収まっています。
今回のトレーラーはエンジンが搭載されていませんので、
役所からのナンバーの交付は受けられませんが、
ミニカーとして自賠責保険に加入すれば
ミニカーサイズの付随車(トレーラー)として
どうどうと公道で牽引することが出来ます。

搭載物に対する規定はないので、極端に言えばゾウやキリンを
乗せて公道を走っても問題ありません。
ただし、総重量750kgを超えると牽引免許が必要になります。

続いては、インチアップタイヤの装着です。

私の車両の前輪をYATさんの後輪に装着します。

装着完了です。

サイズ的にはやはりギリギリです。
チョットだけ当たっています。

しかし雰囲気は大きくかわりますね〜
やはりかっこいい

タイヤの直径が少し大きいので
後ろが上がりました。

斜め後ろから見た様子です。
タイヤサイズを比べてみました。

左が3.5J幅のホイルと100/80−10タイヤ
右が2.5J幅のホイルと3.5(インチ)−8タイヤ

直径で約3cmの差です。
それほど大きな差ではないので走行性能の差はあまりありません。

ただし、タイヤが太くなって空気容量が増えたのと
タイヤ自体が柔らかいので乗り心地は良くなりました。

インチアップタイヤを取り付ける為に必要なアダプターです。

直径140mm、厚み20mmです。

イチカさんに特別に作って頂いています。

後輪に取り付けるにはボルトが出ていると付けづらいので、
次回からはホイル側からボルトを差し込む形に変更します。
また、タイヤがフェンダーに当たる可能性があるので、
出来るだけ厚みを薄くして少しでも内側に入るよう考えます。

D−speedで後輪用として販売する
ホイルとタイヤの組付けを行います。

ホイルは輪切りにした継ぎタイプではなく、
偶然にも入手出来た4Jタイプのものです。

ホイルとタイヤを痛めないため、出来るだけ手で装着します。

最後だけは手ではどうしようもできないので、

タイヤレバーを使って装着です。

エアガンで急速に空気を送り込んで、タイヤを膨らませ
耳にはめ込みます。

ホイル幅が広すぎるためエア漏れしてすぐには膨らみませんが、
いろんな方法を使って最後には充填できました。

4本分ありますが、
今回の作った2本はすでにYATさんの予約が入っています。

 

 


平成17年9月24〜26日 土〜月曜日

 

連休を利用して、作業小屋の移動を行いました。

子供も大きくなり、さらにもう一台車が増えそうなので
作業小屋の向きを変えて駐車スペースを確保しました。

土日の2日をフルに使い何とか収まりました。

とりあえずはミニカー+スクーター+自転車置き場です。

小屋を横向きにして外にミニカーのスペースを確保したので、
いままでより40cmほど狭くなりました。

扉を開けて作業すれば何とかなりますので、我慢です。

でも冬は寒そうです。

月曜日は作業小屋の小加工とトレーラーの架台の作製です。

そのままではスペースを取るトレーラーも
立ててしまえば1/4ほどのスペースで収まります。

角材で架台を造り家の壁にもたれさせる形で収まりました。

架台に載せて、立たせるのは力技です。

今の所は一人で何とか起こせます・・・・ア〜しんど!!

 

 

 

 

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