平成19年1月1日

 

新年早々時間があるのと、明日から天気が崩れるので、
昨年から持ち越しの
リヤホーシングとデフ周りの修理です。

まず、トレーラーの上でリヤエンジンのマウント部に
当て木をして持ち上げ、リヤ周りを外にだします。
後輪をはずし各部の取り外しです。

左右のブレーキドラムをブレーキパイプがついたまま外し、
ドライブシャフトとホーシングを外します。
つづいて、デフオイルを抜いたあと
デフケースを分解します。

右側のカバーをあけるとデフが転がりおちてきました。

取り外した、右側デフケースとデフギやケースです。
取り外したデフケースですが、何か変でしょ
右が正常なデフケース、左が取り外したデフケース

ベアリングの受け部分が見事にちぎれています。

つづいて、デフベアリング、オイルシールの取り外し清掃です。

まずは右側のデフケースから

つづいて、左側のケースもベアリング、オイルシールを取り外します。

このときにミッションギヤを押さえておかないと
抜け出て落ちてしまいます。

新品のデフベアリングとオイルシールです。

ベアリンクはNACHI製でした。

まずは右側のケースにベアリングを取り付けます。

今回は取り外したベアリングを当てがい
ハンマーで叩きこみます。

本当はケースをストーブなどで暖めてケースを膨張させて
穴:径を広げておき、
ベアリングは冷凍冷蔵後で冷やして縮めておきます。両者
を温度が変わらないうちに当てがうとスコンと軽く入ります。

※面倒なので、やったことはありませんが・・・w

左のケースは奥まっているので、
古いベアリングを当てがってのはめ込みが出来ないので、
ソケットレンチのコマを当てがい叩きましたが、
ソケットのコマがずれてしまい、
ベアリングレースに少しキズがつきました。

多少ゴロゴロいいますが、無問題です?

最後は直接ベアリングの外側をハンマーで順番に叩いて
はめ込み完了です。

オイルシールは両側ともソケットのコマを当てがいはめ込みました。

デフギヤの取り付けと、各ギヤの状態を確認して、
ケースに液ガスを塗るために、
パーツクリーナーを使用して徹底的に脱脂します。
無事にケースも閉めて、ドライブシャフト、
新品のホーシングを取り付けし、
ブレーキやホイルを取り付け、完成です。
さすが新品、
ホーシングが左右に真っ直ぐに突き出ています。
写真ではわかりにくいですが、
車高が2cm程度上がってしまいました。

またローダウンの方法を考えねば・・・・・・!

液ガスが乾くまで時間がかかるので、試乗はしていません。

   

 


 

平成19年1月27日

 

サーキットオフ用にエンジンを75ccに拡大したときに
吸気不足になるので、ビックキャブの取付確認をおこないます。

DIO用のキャブセットのインマニの向きを切断溶接して
MC−1に合わせます。

キャブのワイヤーがシート下になるために取付できません。
シートを移動するか、インマニの延長が必要です。

とりあえず50ccでのチューンが先なので、今回はここまで!

つづいてへたっていたピストンリングの交換です。

交換前の圧縮圧が8.2Kg/cmから8.8kg/cmに
アップしました。

試乗の結果ですが、確実にトルクアップしています。
最高回転も排気ポートを削っているので
9000回転オーバーしますので再度の詰めを行えば
更にパワーアップ出来るはずですが、
今後はフルポート拡大加工のスペシャルシリンダーが必要ですね!

昼から研究会に突入し
YATさん、サスライさんの順で参加です。

みなさん、インテークチャンバーの取付や
プチ整備の開始です。

我がMC−1のプチチューンとして
燃料ポンプを電磁式に交換してます。

利点としてはキーオンと同時にポンプが駆動し、
キャブレターに燃料が満たされますので、
何日も放っておいても、即始動できます。

始めて取り付けたときも1ヶ月以上放置状態でしたが
一発始動でした。

もう一つの利点です。

前は圧縮圧力が7.2kg/cmだったのですが、
燃料ポンプを電磁ポンプに取替て、
燃料ポンプと駆動用の負圧パイプを取り外したおかげで
一次圧縮が上がり結果として圧縮圧力も8.2Kg/cmに
アップしていました。

VF750用の電磁ポンプがヤフオで安く出ていましたので購入!

鉄板を曲げ加工してステーをつくり
MC−1のシート下の空きスペースに取り付けます。
電源はキーオンで12Vがかかり
一番近い場所にあるCDIの電源線から取りました。

YATさんも圧縮圧が低いので、
ピストンリングの交換です。

約1500`走行していたそうです。

取り外したリングをシリンダーにはめて
隙間を測定します。

使用限度が0.1mmでしたので、
0.1mmのシクネスゲージを通しましたが
軽く通る状態でした。

0.15mmも通過、0.2mmは不通過でした。
それほど減ってないようです。
わたしの場合は0.7mm程度ありましたからw

リングの摩耗とポートへの衝突ロスを減らすため
各ポートの角を面取りします。

指に両面テープを使ってサンドペーパーを貼り付け
引っかかりが無くなるまで各ポートの角を削って
スムーズに仕上げています。

量としては0.5mm程度でしょうか?

※この程度の角取り研磨では圧縮漏れ等による
出力への影響はほとんどありません。

これによりリングの寿命が2倍程度に延びます?

新品のリングとシリンダーを取付け
トルクレンチにて締め付けを行います。

リング交換後は圧縮圧力は上がりましたが、それでも7`前半です。

どこかで一次圧縮が漏れていると思われますが、不明です。

思い当たる箇所はクランクシールとリードバルブです。
なんとなくリードバルブがあやしい?

   
   
   
   
   
   
   
   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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