平成20年1月3日

 

年明け早々に幌のチャックがこわれました。
もう10年近く使っているので仕方ありません。

そこで、以前から作業がストップしていたドア化計画を
急遽再会することにしました。

左側はすでに2層のFRPを貼り付けていますので、
今回はドア回り取り付けです。

まずは、ドアを支えるためのパネルをつくります。

FRPが硬化するまでの時間が長いので、
布団乾燥機から温風を送り硬化を早めます。

約、2時間で実用強度まで固まりました。

ドアは乗り降りを考えて前開きとしました。
ドアを取り付けたのちにリヤのパネルをつくります。

FRPが貼られていない場所は後でくり抜く部分です。

 

 


 

平成20年1月4日

 

昨日に続いての作業ですが、

ドアを支える部分の補強をかねて、
ガラスクロスをもう一層重ねます。

車体とドアの隙間を少しでも少なくするために、
多めに盛り付けたFRPを削ってあわせます。
取りあえずは走行出来るまでにはなりました。

このあとは、時間を作ってあと2〜3層FRPを重ね
仕上げを行っていきます。

左側は以前積層した部分のデコボコを削ってならしています。

もちろん手作業ではなく、右にある
ランダムサンダーを使っています。

 
ドアが開き過ぎると、後のランプにあたりウインドーが割れます。

帯布を使ってストッパーを付けました。

今回の反省点!

時間を急ぐあまり朝から作業を行ったために
表面に水分(霜、湿気?)が付着していました。

そのためか、重ねた部分が一部剥がれています。

FRPの重ね貼りは一度にやるか、貼り付け面を完全に
清掃・乾燥させる必要があります。

 

 


 

平成20年1月13〜14日

 

一応形になったボディ化ですが、隙間風が多いのと、
ドアとボディの収まりが悪いのでドアが良く揺れます。

そこで、ドアとボディを密着させるために追加加工をしました。

12日に一部テスト的にFRPの貼り付けを行いましたが、
この時期の寒さでは通常のエポキシ接着剤は硬化しませんでした。

そこで、高価ではありますが、特殊タイプの接着剤を使用します。

ボディに養生テープを貼り付けてFRPが貼り付かないようにした上から
ドアにガラスクロスを2層重ね貼りしました。

今の時期でも12時間程度で硬化しますので、硬化後シリコンスプレーを
隙間に吹き込みながらFRPをボディから剥がして行きます。

ほぼボディに沿った形で耳の部分ができました。

今後はこの上からガラスマットを2〜3層重ね貼りして
ドア全体の強度アップを図ります。

しかし、作業は気温が上がる春以降です。

アッパーボディにもドアのストッパーを付けました。
ボディの形にあわせて鉄板を切り出し、
何カ所かボルト止めした後、縁どりのゴムを取付けて養生しました。

ドアの下部の加工と合わせて、ドア全体が密着しましたので、
揺れが無くなり、すきま風は入らなくなりました。

EVの時に使用していたボックスが余っていたので、
後部にトランクとして取付けました。

ボディとの合わせ面ですが、取り外しを考えて
固定しません。

全体の様子です。
長尺物が積み込めるように、ボックスの前面はくり抜きました。
ボックスと荷台の取付状態です。

うしろは穴を貫通させて、荷台と共締めしています。

前側は、固定用の鉄板をまず取付けして、
荷台と取付ボルトと共締めしています。
2〜3mm鉄板が短くなるように加工して、
写真のように押さえ込む形でボックスを固定しました。

ボックスと荷台は確実に固定されていますが、
荷台の強度不足により多少ボックスが揺れます(汗

後期型ノーマルマフラー改です。

横っ腹に穴を空けて、追加の排気パイプを溶接固定します。

写真では判りにくいですが、ノーマルのパイプと
鉄板を使い固定しています。

後日、テストを行うつもりです。

別の角度からもう一枚

 

平成20年1月19日

 

YAT式ランプレート加工です。

写真のように中心面から8mmの位置を中心に
幅5mmで仕上げます。

彫り込むRはウエイトローラーの直径(16mm)以上とします。

ミニフライスでまずはテスト掘りですが、
通常の刃では焼けてしまいましたので、

リューターの超硬ビットの卵型を使用しました。

掘り始めて初めて気がつきましたが、
ランプレの形は60度*6面ではありません。
丁度V型が3組ある形です。

そのために一つずつ位置合わせをして軽く彫り込み
付いた傷の大きさで水平を合わせていきます。

想像以上のめんどくささです。

やはり角度ゲージ付きの回転テーブルが無いと
やってられません。

一応超硬ビットのRにあわせて、
ランプレを傾ける治具をつくりました。

これはノーマルランプレを
テスト用に浅く彫り込んだものです。
キタコ3を使いYATさんにテストしてもらいます。

やはりフライスできちんと位置出しを行ったので
なかなか良い感じです。

ただし、Rが小さかったのでウエイトローラーの角に
あたりキズがつきました。

角の面をリューター+砥石で面取りして
問題解決です。

YATさんには、ランプレのテストのあと、
後期ノーマルマフラー改のテストをお願いしました。

結果は上々ですが、音がスポーツマフラーのようで
けっこううるさいです。 要改善ですね!

遅れて参加のサスライさんもランプレのテストですが、
フライスでは時間がかかりすぎるので、
手+リューターでの加工です。

 

平成20年1月27日

 

サスライさんにお手伝いいただいて、ハゲタカ号の分解を行いました。
サイレントでお楽しみください。(汗

撮影もサスライさんがやってくれました。