平成20年6月1日

 

本日は横野工場オフに向けてのメンテを行いました。

まずは、駆動系の点検とドライブベルトの交換
使用していたベルトの厚みは17.2mmでしたので
使用限度を0.3mm超えています。

早速、新品と交換しましたところ走りがまろやかになり、
変速もスムーズに繋がる用になりました。

つづいて、当日はトレーラーを引っ張っていくつもりでしたが、
駐車スペースが1台余計に必要なのと、空でも牽引するために
運転手は大変です。

そこで、MC−1に直接取りつけて、前輪だけを持ち上げた形で
牽引出来る装置を製作しました。

呼び径Φ36の鉄パイプに角パイプを溶接してベースを作り、
MC−1の前足にUボルトを使用して固定するようにしました。

そのまま、パイプの先端についたカプラーを
牽引車輌のヒッチボールに取りつけるだけで
MC−1の前輪が上がり、後輪のみを接地した状態で引っ張れます。

これだと、牽引時以外は牽引装置を車内にて保管できるので、
余計な駐車スペースが必要ありません。

牽引装置と前足の接続箇所です。

鉄板を補強して曲がりを減らしたところ、
Uボルトが短いためにナットの掛かりはギリギリです。

前回マルチプレーヤーを設置したので、
スピーカーの取付です。

フロントスピーカーはパソコン用のものを購入し
中のアンプ類をとりはずして、スピーカーのみ使用しています。

結構いい音がでます。

後のスピーカーもパソコン用ですが、
こちらもアンプを殺して直接スピーカーに配線しています。

これで、4スピーカとなりましたので、騒音に負けずに
走行中もそれなりに音楽やラジオを聞くことができます。

 


平成20年6月14〜15日

 

14日の朝からあわただしく、Tの整備をはじめました。

まずは、エンジンの始動!

キャブを軽く掃除し、プラグを交換して
長い間セルを回し続けると無事にエンジンか始動しました。
走り出すとすぐにストールするので、
もしかしたら軽い抱きつきかも知れません。

ガソリンをタンクから抜き取り、混合ガスにして再度給油します。
アイドリングでは丁度良いくらいの煙の量です。

そのまま、アイドリングを続けてしばらく暖気を行います。

エンジンも暖まったので、試運転ですが、
放置期間が長かったようで、なかなか吹け上がりません。

なんとか40キロ出ているくらいでしょうか?

乗り心地はわるくないのですが、
なぜかステアリングがガタガタします。

横倒しジャッキアップして前輪をゆすると
ロアアームのベアリングがガタガタでした。

で、本日は他の作業を行うので、ここまで・・・・・・・・・・

   
15日も朝からあわただしく諸々の作業を行っていましたが、
TIGのガスが切れてしまい、溶接作業が出来なくなりました。

時間ができたので、Tの整備の続きです。

まずは、昨日異常が見つかったロアアームのベアリング交換です。
スライディングハンマーに引っ張り治具を取りつけて
上下のベアリングを取り外します。

取り外したベアリングです。

両面シールではないので、長い間に水分で錆びてしまった上に
走行時の衝撃でボールがつぶれていました。

以前光岡から購入しておいた、
ロアアームベアリングです。

こちらも片面シールです。

ふと、ライム用に購入していたベアリングが頭に浮かび、
合わせて見ると同サイズです。

こちらは両面シールですので、水の進入も大幅に防げます。

ライム用と光岡のベアリングを比べています。

全くの同サイズです。

さて、ベアリングも両面シールを使うことで、
早速取付を開始しましたが、入りません?

明らかに大きさが違います。
取り外したベアリングとの比較です。

左が新品、右が取り外したベアリング

ミツオカにやられました!
パーツ間違いです。

サイズを調べてみるとホイルハブのベアリングと同じものでした。

しかし、ミツオカに送り返して替わりを貰っても
届くのは片面シールの物なので、
いつもの部品屋さんから両面シールの
ベアリングを購入することにしました。

バラしたままではどうしようもないので、
ハゲタカ号で取り外したロアアームと取り替えます。

こちらも動きが渋かったですが、
内部にスプレーグリスを吹き付けて
ぐりぐり動かしていると、スムーズに動くようになりましたので、
使用することにしました。

各種のパーツを取りつけて
前輪を納めていきます。
うまく、修理が完了しました。

この後も、引き続き
右側のロアアームのベアリングに給油して動きをスムーズにし、
全ての車輪のブレーキも掃除して、ラッチを調整しましたら
ガタもなくなり、ブレーキの効きもよくなりました。
再び、エンジンを始動して少し距離を走ってみましたが、
最初の出足はのろのろで、中間の伸びはいいのですが、
途中から伸びが止まり、エンジンが唸り始めます。

たぶん駆動系(トルクカム)がダメだと考えられます。

次回は駆動系を点検して、全てのパーツを交換します。


えらい、金喰い車輌になってきましたね〜(怖

 

 


平成20年6月21〜22

Tの駆動系の点検です。

カバーを開けてビックリです。
写真のように内部がガタガタで使い物になりません。

ベルトかすやオイル汚れで内部には塵が大量に蓄積していました。

どうしたらここまで傷むのか判らないほどガダカタです。

キズから判断すると、ボルト等の金属パーツが中で暴れたようです。

ベルトカバーの内側も大きなキズが多数ありました。

塵も2〜3mm厚で積もっています。
ピストンとシリンダーもだめでした。

何度も抱き付を繰り返した結果です。

プーリーに付いたキズにより、すり減ったベルトです。

これで50キロ出たので、恐るべしCVTです・・・・・・・・・w

   
プーリーやベルトを新品に交換します。
クラッチ側もだめでしたので、
取りあえずAF27のクラッチを使用します。
フライホイル側も外して点検しました。
ついでに点火時期の進角を行い、仮のシリンダーを組み込んで
走行テストを行います。
エンジンを始動して、
シリンダー・ピストンの慣らし走行を行いながら
各部の点検を行っていると、
プーリー側のクランクシャフトからオイルが滲んできました。

分解したときは判りませんでしたが、
まともにエンジンが回るようになり、
ガタが現れたようです。

早速ケースを割ましたが、
写真のようにベアリングが収まる部分が摩耗して
光っています。

この状態で、手でベアリングが簡単に収まるので、
ケースが駄目なことが判明しました。
もちろんクランクシャフトもダメです。

これは、強烈に金喰い車になってきました。

   
北野田整備オフに使用するエンジンの組立です。

横野から購入したエンジンをベアリングを含め
全てパーツを取り外して洗浄し、
良否を確認して再度組み立てていきます。

不足分や交換が必要なパーツは
事前に購入してありましたので、
ほぼ問題なく組み上がりました。

あとは、整備オフ当日に降ろした旧エンジンよりパーツを移植し
エンジンの載せ替えを行います。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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