平成21年1月2〜4日
赤MC−1から降ろしたエンジンを組み立てていきます。 組立前のケースです。 洗浄液に1週間浸けていたために、 |
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内部も同じように変色しています。 使用には問題ないと判断してそののまま組み立てることにしました。 この時点でケース内や両ケースの合わせ面を |
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クランクシャフトのオイルシールです。 ホンダのジャイロパーツを使用します。 |
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適正な大きさの、インストールドライバーを使用して オイルシールをクランクケースに取り付けていきます。 |
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フライホイル側は上面より−12mmが取り付け位置です。 | |
プーリー側は面一に取り付けますと 写真の様に内部も面一となります。 |
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使用するボールベアリングです。 本当は6204−C4を使用するのですが、 特に問題はないと思います。 |
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こちらもインストールドライバーを使用して ハンマーで叩き込んで行きます。 叩いているとベアリングが底を付き、 今回はケースがあまりにも冷えていたので、 もちろんベアリングは冷えた状態(室温5℃)です。 |
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次にクランクシャフトを取り付けます。 まずは、クランクインストールツールを使用して クランクシャフトを引っ張っていると |
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コンロッドの中心が、 丁度ケースの面と一緒になったら クランクシャフトを引っ張るのを止めます。 これで、プーリー側のケースへの取付は完了です。 |
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プーリー側と同じように、 フライホイル側のケースにも、 ベアリングを叩き込みます。 |
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この時点で、両ケースの合わせ面を脱脂し 薄く液体ガスケットを塗り付けます。 |
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フライホイル側にクランクインストールツールを取り付け クランクシャフトを引っ張って行きます。 ケースどうしが合わさる前に |
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ケースどうしが合わさった状態で、 少しだけ強く引っ張ると余分な液体ガスケットがはみ出してきます。 この時点で引っ張るのを止めます。 |
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クランクインストールツールで引っ張った状態のままで、 6本あるクランクケースの綴じボルトを締め付けます。 綴じボルトの締め付けのあと、 オイルシールの分だけ多少回りが重くなりますが、 もし軽く回らないときは、どちらかのシャフトの引っ張りが |
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続けてミッション側の組立を行います。 R側のケースも洗浄後、掃除を行います。 |
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R側のケースに取り付ける、 バックギヤ関係のパーツです。 |
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ベアリングを取り付けます。 | |
こちらも、クランクベアリングと同様 C3タイプを使用します。 |
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こちらのケースもファンヒーターで暖めて、 ベアリングが取り付け安くしてあります。 |
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L側のケースです。 こちらも先に掃除を済ませておきます。 |
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使用するオイルシール類です。 L側のケースはシャフト類が外に出るため、 クランクケース同様、後でのオイルシールの取付が難しいので、 先にオイルシールを打ち込みます。 |
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ベアリングドライバーを使用して オイルシールを取り付けて行きます。 シフトアーム用は面一で止まるまで叩き込みます。 |
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デフ側のオイルシールは一回り大きなベアリングドライバーで 止まるまで叩きこみます。 |
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デフ側のオイルシールの裏側です。 こちらもケースと面一の位置にあります。 |
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メインシャフトのオイルシールも 面一でとまるまで叩きこみます。 |
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ベアリングを取り付けます。 | |
使用するC3タイプのベアリングです。 | |
ベアリングを叩きこみます。 これはデフ部のベアリングですが、 |
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ベアリングの取付が完了しました。 | |
R側のケースにバックギャ(アイドラリバースギヤ)を取り付けます。 | |
ギヤとガイドの取付が完了しました。 | |
L側のケースにシフトレバー類を取付ます。 | |
次にメインシャフトを取付ます。 | |
シフトレバーに突起を挟む用にして、 シフトフォーク類を取付します。 |
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カウンターシャフトに各ギヤ類を取付していきます。 | |
スラストワッシャーを取り付けるときは 写真の向きになるように取り付けてください。 |
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シフトスリーブの溝にシフトフォークが入るように注意しながら、 カウンターシャフト+ギヤ類を取り付けます。 |
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デフを除く全てのパーツが取付できました。 | |
最後にデフギヤを取付します。 物によってはベアリングに入りにくい物がありますが、 プラハンで軽く叩くなどして取り付けてください。 |
R側のケースを取り付けます。 各シャフトがベアリングにスムーズに入るように注意し 最後に綴じボルトを締め付けてケースの取付は完了です。 |
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R側ケースにシフト位置を固定するための スチールボールやスプリングを取付ます。 |
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L側のケースにシフトアーム類を取付ます。 | |
両ケースに各パーツの取付が完了しました。 これにて、エンジン組立は完了です。 |
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どつさんの注文により、プーリーストッパーなるものを製作します。 大きめのワッシャを旋盤でくわえ、 |
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ワッシャの外径が小さいので、ここまでくると変形して ワッシャが回り出します。 |
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回りを止めるためにチャックを軽く増し締めすると 肉厚がないので、写真の様に変形します。 |
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チャックに軽く挟んで、旋盤の回転数を上げ バイトの送りを最小限にしてやっと4枚完成出来ました。 実際は写真の倍の数のワッシャを使っています(涙 |
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赤MC−1にも、暖房装置を設置します。 ファンカバーより排水ホースで冷却風を導いています。 暖かい空気が、もわぁ〜と出てきますが、 結構うるさいので、極寒時以外は使わないかもです? |
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判りにくい写真ですが、 ファンカバーより冷却風を取り出しています。 |
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出来るだけ、排ガスをファンが吸わないように エキパイからの蛇腹パイプを延長しました。 |
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平成21年1月11日
北国では必需品らしいのですが、 ここ奈良県内では入手が不可能な いままでは、空調用の布製のダクトに |
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形は不細工ですが、結構役立っていたんですが、 重量が軽いためにこたつの中でゴソゴソ動くと ダクトも位置を変えてしまいます。 |
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そこで、スポットクーラー等に使われている、 プラスチック製の高級タイプを使用して 作り直すことにしました。 物は空調屋さんの倉庫にあったものを |
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2p幅の鉄板を巻き付けて アルミテープで固定し 足にはキズ止めにビニールテープを巻いています。 両足をビニールテープで引っ張ると 後は足を適当な形に曲げて完成です。 |
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さすがに重量があるので安定していますし、 動きが固いので形が崩れません! |
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早速、選手交代です。 内部のデコボコも殆どないので、 ・・・・・・・しかし、大きな欠点が・・・・・・・・・・ 写真の距離で使用していたら、熱に負けて 手で直そうとしましたが、熱くてさわれません。 仕方ないので、ファンヒーターから少し離して使用しています。 北国のこたつダクトは何で出来ているのでしょうか?? |
平成21年1月31日
MC−1のヒーター製作をおこないました。 以前製作した冷却風利用のものは あまりにもうるさいので却下しました。 そこで、新たにパソコンの水冷キットを使用して温水タイプを作ります。 エキパイの部分に半割のパイプを溶接し、 実は1週前に作りかけていたのですが、 写真はテストの様子ですが、 |
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水漏れが止まった熱交換機(おおげさw)です。 | |
室内側に取り付けるラジエターです。 一応銅製のようなので、熱交換率は高そうです。 |
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エキパイを取り付けます。 | |
鉄板を曲げて適当な架台を作り、 振動対策のために架台にクッション用のスポンジテープをはり、 その上からインシュロックでラジエターを固定します。 |
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配管配線を完了し、テストを行います。 エンジンを始動してから2〜3分で暖かい空気が ファンの回転制御用にボリューム抵抗を付けていますが、 |
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機嫌良くヒータを官能していましたが、 しばらくすると少し焦げ臭いにおいが出始めてきました。 ラジエターが新品なので、焼けているのかな?と思っていたのですが、 1時間ほどすると水循環のポンプが止まってしまいました。 ポンプ分解すると、無接点式のサーボタイプで、 12V用のモーターなので、MC−1の13.8V出力には 仕方ないので、その辺に転がっていたバスポンプと 固定はボディに穴をあけて針金をとおし縛って完了です。 |
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中はこんな感じです。 ホースの直径が違うので、 多少もれているかも知れませんが、 パソコンポンプよりは流量があり ※冷却水が白いのは錆止め為と水の動きがわかるように |
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