平成21年5月2日〜6日

 

2日の夜に2回目の「味処てらさき」参りです。

いつものごとく食べ終わってから写真を撮ってますw

本日のメインは生ホタルイカと天然真鯛です。

てらさきの大将です(爆
おなじく、女将とおねえさん
最後のほうで食べた

トマトのから揚げ

ハモのサラダ
仕上げの鯛茶漬け
   
   
   
3日にMC−1のトレッドを約10cm広げたので
4日はそれに合わせてオーバーフェンターをつくります。

ものはFRPで作りますが、型はアルミのテープです。
テープをボディに軽く張り付け重ね張りをして手で整形していきます。
ほぼ理想の形になりました。
両側をバランスよく型取ったあと、
型の上からFRPを貼り付けて行きます。

FRPに使われる樹脂はポリエステル樹脂が主流ですが、
塗布するときにエア噛みすると強度がおちます。
今回使用したエポキシ系樹脂は少々のエア噛みでは強度ダウンせずに、
逆に空洞によりハニカム化することにより同じ厚みだと強度が出ます。
接着剤なので価格は少し高いですが、
必要な分だけ使用でき、作業中もたれにくいので作業がらくです。

左がコンクリート壁面などのの大きな割れの充填用で
寒天状のためにたれません。(6kg)
右は床面などのクラックの充填用なので、
水あめより少し柔らかい程度ですが浸透性がよく、
放置しておくと奥まで入り込んでいきます。(3kg)

購入先はヤフオクです。

   
   
5日はあさからYATさんがハブ板つくりにこられました。

まずは、型紙をアルミ板に貼り付け、
バンドソーで丸く切り出したあと
ボール盤で穴をあけていきます。

空けた穴の面取りです。
次に48mm大型のホルソーでセンター穴をあけ
ドライブシャフトとドラムを使用した治具に取付け
旋盤にセットします。
中心の穴径を50mmまで広げます。
バンドソーで切り出したままの、
荒れた外側の面を整えています。

このあと軽く各切削角の面取りをして
ハブ板の完成です。
   
   
   
6日、オーバーフェンダーのFRPが固まったので、
軽く成型しました。

適当に型を作ったので、写真の通り左右で形が違いますw

つぎは、右側に合わせて左側を削り込んで同一の形に持って行きます。

1cm弱削るので、たぶん穴が空くと思いますが、
裏側からFRPを貼り付けて対処します。

   

平成21年5月16日

 

新しいハブ板作りを行いしまた。

今は、ダックスホイルリム+ハブ板仕様で10インチ化していましすが、
チューブ仕様のために多少重量が増すのと、
高速でのホイルバランスがとれません。

そこで、マークTの中心部切り取り、
ピアスボルトの穴を利用して、アダプタ無しで
ポン付け出来るようにしました。

重量はホイル+アダプタより多少軽くなります。

写真は前輪用で、
オフセットを少なくするためにハブ板を前に持ってきます、

後輪はホイルを裏返して作る予定です。

   
使用不能まですり減ったプーリーフェイスが転がっていましたので、
旋盤で削って再使用出来るようにしてみました。

ベルトの当たり面をきれいにするために
0.2〜0.5mm削っているのですが、
旋盤に切り取ったクランクシャフトをくわえさせて、
プーリーをボルトで固定する方法で芯出しをして削っているので、
プーリーボスと当たる中心部分が削れません。

このままではプーリーとの開きが
削った分だけ大きくなったままなので、
プーリー間の幅が広くなり、最大変速できませんので、
プーリーボスを削るなどの加工が必要になると思います。

   
   

平成21年5月17日

 

ゲルマン号のホーシングとデフケースの交換作業を行いました。

デフケースの交換を容易にするために、エンジンを下ろします。

一度も分解されていないようで相当汚れています。

フライホイル交換のために、ファンカバーを外してビックリ!

ファンが割れています。

割れたファンもシリンダーに引っかかっていました。

割れた箇所も汚れていましたので、
以前から割れていたようです。

ミッションケースを分解して割れたデフケースを外し
内部のデフギヤを取り出します。

このあと洗浄し、新しいデフケースにギヤを組み込みます。

ケース内部も点検します。

リバースアイドラギヤ以外は大きなガタはありませんでしたので、
交換なしで、洗浄だけして組み付け
全てのパーツを再使用します。。

新しいホーシングを取り付けたあと、
エンジンを車体に戻して交換作業は終了です。
   
   

平成21年5月24日

サスライさんの依頼で、MTR−D1の製作を行います。

これはミニ4輪バギーと
スクーターのエンジンを組み合わた車輌となります。

サスライ家の居間で分解途中の4輪バギーです。

モーちゃん検査官が確認中です。

こちらも、事前に分解されているスクーターのエンジン回りです。
現物合わせで、バギーのフレームを切り取り
スクーターのエンジンを取付金具ごと当てがってみます。

そのあとアーク溶接で大まかな溶接をし、
TIGを使って細部を接続していきました。

接続のために切り取られたままのフレームでは、
強度的に不安がのこりますので、
切り取られ、残骸となっているフレームを再使用して
補強していきます。
   
カウルを取り付けて全体のイメージの確認を行い、
合体作業は完了です。

ミゼットUの荷台にも入るので、
普通車のトランクには余裕で入るはずです。

このあと、サスライさん家で電装品の取付などの
仕上げ作業が行われます。

   

平成21年5月26、30〜31日

 

5月26日

テラ号のエンジン載せ替えに先立ち
ジャンンクさんより購入したエンジンを点検します。

さすがに低走行距離が示すとおり、
駆動系を含めて傷みなどありません。

しかし、クランクシャフトを揺するとガタが感じられます。

そこで、駆動系パーツとフライホイルを外して
再点検します。

クランクシャフトだけにして揺すると
フライホイル側のベアリングにガタがありました。

この距離でガタが出るのは考えられないので、
組立時のミスによると思われます。

※これはメーカー組立のMC−1のエンジンです。

   
   
5月30日

クランクベアリングの交換のために
エンジンをバラしていきます。

いいかげんな組立を示すように
内部にも大量のガスケットがはみ出しています。

プーリ側のクランクベアリングもガタがあり、薄く汚れていました。

原因の一つと考えられる、クランクシールです。

これはフライホイル側ですが、
カップグリスが大量に塗られていて、
コテコテの状態です。

たぶん、この隙間から2次エアを吸い込んだために
ベアリングの潤滑が不足して破損したのだと思います。

ケースに残ったベアリングをプーラーで抜き取ります。
これからは、組立に入りますが、
バラしたついでに少しだけ吸気通路の拡大を行います。

吸気がスムーズに動くようにするために
通路の角を落とすように斜めにヤスリで削ります。

写真のように通路の中央は削っていないのに
3割程度は通路が広くなりました。

ケースを奇麗に掃除して、組立を開始します。
プーリー側のケースに
クランクベアリングとオイルシールを取り付けます。
クランクシャフトをインストールツールを使用して取り付けます。
続いて、フライホイル側のケースにも
オイルシールを取り付けます。
ベアリングも取付け、
両方のケースの合わせ面にごく薄く、
液体ガスケットを塗り付けます。
フライホイル側のケースに
クランクインストールツールを使用して引っ張り、
両ケースを合体させます。

これで、クランクケースの組立は完了しました。

   
   
5月31日

エンジン載せ替えの本番です。

テラさんとミニピンさんにより、
車体よりエンジンが下ろされています。

貸し出しのエンジンよりパーツ類を取り外し、
新しいエンジンに移植していきます。
駆動系のチューンとして、
トルクカムをゼロの斜め溝のタイプに取り替えます。

クラッチは新しいエンジンの物を使用しますが、
金属片を噛み込んでいたので、ドライバーでほじくり出しました。

少しキズがのこりましたが、走行には支障なしです。

プ−リーなどのパーツ類を取り付けていきます。
大型の冷却ファンを付けているために
ファンカバーがかさ上げされています。

エンジンカバーとの段差をアルミテープで塞いでいきます。

最後にホーシングを取り付けて、
新しいエンジンの搭載準備の完了です。

   
取り外しと反対の作業を行い、エンジンを載せていきます。
エンジンが載りました。

各部のネジ止めの前に
ケーブル類の取り付けを先に済ませます。

Tの最大の難関! キャブの取付です。

テラさんが頑張って取り付けましたが、
相当な時間が掛かりました。

ホーシングとアームのねじを締め付けしていきます。
   
別件でRIOさんが、ギヤのシリンダー交換に来ました。
シリンダー交換するためには、
多くのパーツを取り外す必要があるのですが、
面倒なので、必要最小限のハイプやワイヤー類を外し
スイングアームの通しボルトを抜き取って
エンジン全体を引きずり出す方法をとりました。
引きずり出した状態でエンジンのシリンダーを交換していきます。

68ccシリンダーですが、ヘッドはノーマルなので、
ボアに合わせて旋盤で拡大加工します。

案外スムーズに作業が進み
シリンダーを入れる時に少し手間取った程度で完了しまた。

このエンジンを引き出しての作業方法もありです。

取り外したエンジンを元に戻していきます。

必要最小限のパーツしか外していないので、取り付けも楽です。

   
テラ号もエンジンの取り付けが完了し、
エンジン始動です。

無事に始動しました。

また、シリンダーヘッドやピストンの清掃、
ポートの面取りなどの作業を事前に行っていたので
非常にスムーズにエンジンが回ります。

テラさんの試乗の結果、前より走らないとの事ですので、
私も試乗して感じを掴みます。

結果、7000回転からパワーが出だすのですが、
WRが重すぎるために高回転を生かしきれません。

WRを1.0g軽くすこることにしました。

プーリーを取り外すときに、
スライドピースを奥に落としてしまいました。

プーリー側を下にして、車体を揺らし、
無事に取り出しに成功しました。

その後、WRを軽くしたプーリーを取り付けて
試運転を行い、好結果が得られたので、
今回の整備の完了となりました。

RIOさんのギヤも完成し、整備オフの終了です。

日暮れ前まで雑談をしたあと、解散となりました。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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