平成22年10月2〜3日

MC−1のシリンダーをセンターリブタイプに変更したところ
DIOキャブとの相性が悪いようで走りがよくありません。

そこで、EV改につけていたカート用の負圧キャブを取り付けます。

まずは、DIOキャブやインマニ、リードバルブ等を取り外します。

今回使用する負圧キャブです。

EV改から取り外したままなので、
分解掃除した後でMC−1に付くように改造します。

EV改ではエアクリなしでしたが、
今回はエアクリを装着します。

以前ビックキャブで使っていたSR500用のパワフィルです。

手前は新たに作った、キャブにホースを取り付けるための金具です。

キャブに金具を取付た後、MC−1に付けてみます。

現状ではチョークがないので、吸気口を手で蓋をしてセルを回し
エンジンが暖まったらエアクリのホースを取り付けます。

もちろん、エアクリは転がしたままとなります。

結果は化け物加速をします。 特に出だし〜50`までが早いです。

ただし、50`を超えた上の伸びはDIOキャブと変わらなくなり、
また、吸気音が凄すぎて街中では使えませんw

ここで、再度取付を変えて作業のやりなおしです。  
吸気音を抑えるためにノーマルのエアクリを改造して装着し
排水ホースでキャブまで通路を延長しています。

また、DIOキャブ用に取り付けていた電磁ポンプを利用して
キャブの直前に燃料を送るようにしてチョークの役目をさせています。
これが電磁ポンプを動作させる、押しボタンスイッチてず。

ぼたんを左手で押せるように左出しとし、
電線をシート脇に挟み込み支持しています。

スイッチを押し、電磁ポンプの動作音を聞きながら
2〜4回ポポポと言えばキャブの手前に適当な燃料が供給され
セルをまわせば簡単に始動できます。

また負圧キャブのダイヤフラム等が破損して
走れなくなっても、ボタンを押すことでエンジンに燃料が供給され
うまく押せばそれなりに走れます。

ノーマルのエアクリに排水ホースを接続して
キャブまで延長しています。

最短距離で、メンテにも支障を来さない所を捜しましたが、
ここにしか付くところがありませんでした。

エアクリの吸気口が外側を向き、雨天走行時や悪路走行では
水分や異物を吸い込みやすいので、
アルミテープを重ね貼りしてダクトを作りました。

カートキャブには調整箇所としてHiとLoの二箇所のニードルがあり、
通常の戻し量として時計の長針に当てはめて
Hiは20分、とLoは80〜90分となりますが、
MC−1の場合は排気量が小さいのと、エアクリからの吸気抵抗があり
基本の戻し量では、カブッてしまいます。

今はHiは30分、とLoは60分としていますが、まだ濃い状態です。

プラグの色を見ながら最適な戻し量を見つけて行きます。

   
   

平成22年10月9〜11日

負圧キャブのつづきです。

前回の吸気通路が曲がっているおかげで、
中速以降の速度の伸びがワンテンポ送れます。

吸気通路が長いのもあり、流速がつくまでに時間がかかるためです。

そこで、吸気通路を短くして出来るだけストレートにするために
エアクリの位置を変えようと思い、試したところ長すぎてはいりません。

そこで、エアクリ本体を切断し短く加工します。

※エアクリ切断後の内部をみると、穴あけ加工したときのゴミが
相当残っていました。
穴あけを行った場合はパーツクリーナー+エアブローでは
ゴミが取りきれないようなので、洗剤で内部の丸洗いをお勧めします。

エアクリの切り取った部分をポリカ板と樹脂用接着剤で固定します。

つづいて、吸気管も位置を変えて固定し、接着剤で隙間を埋めつつ
半乾きの時にアルミテープで押さえつつ補強をおこないました。

エアクリをキャブの前に仮置きしてホースの切断点を決めます。
すこしだけ長い目に切断したホースをキャブの吸気口に固定し、
エアクリ本体を金具を使って車体に固定します。

実際は写真より上に固定しています。

また、キャブも180°回転させて、
一々ジャッキアップしてボディ裏から調整するのではなくて
シートを外して上から調整するようにしました。

シートの取付ボルトも裏側からねじ込み
ボルトにシートベースの穴をとおし、
ナットは上から手で締めりだけにして
取り外しが楽なようにしています。

金具での固定状態です。
車体下のエアクリケースの突き出し量です。

この程度ならば、路面の突起物にヒットすることもありませんし、
吸気口も後部の車体内側となるので、汚れも取り込みにくいはずです。

試乗の結果上での伸びが戻りました。

しかし、どうしてもエアクリ内での吸気抵抗が残りますので、
EV改のような強烈な加速はありませんが、
加速途中は背中にGを感じられますので、
街乗り仕様としては充分だと思います。

あとは、細かなキャブセッティングを行い
更に快適にしていきます。

   
   
3日間の休みの前半は雨模様のためにエアクリ改やマフラー改を
行っていましたが、2日目の後半は
K−2で慣らしを兼ねたドライブを行いました。

いまのところ、おえ`巡航でも抱きつき症状は出ないので、
ぼちぼちと慣らしの終了が近い感じです。

3日目は特にすることも無くなったので、
作業場の整理をしたり、キャリア造りをおこなっていました。

加工が終わり、塗装の乾燥中のキャリアと
型取り用のMC−1ボディです。

   
   

平成22年10月23〜24日

K−2のエンジンの慣らし運転もほぼ出来たのと
マフラー改では走りが面白くないので、
チャンバーを装着することにしました。

まずは、前期ノーマル改マフラーを取り外します。

 

左が今回取り付けるチャンバーです。

以前EV改に取り付けて、
サーキットオフで使用していたものです。

それを、マフラーサポートにベルト止めではなくて
直接フランジにネジ止めするように改造しています。

まずは、K−2にはいるか確認します。

大きく作ったために、チャンバーのエンドコーン部と
エンジンの隙間が1cm以下しかありませんが、
なんとか入りそうです。

EV改では爆音でしたので、
少しでも音を下げるために断熱材を厚めに巻きます。
断熱材の分だけ太くなってので
押し込みながらなんとか装着できました。

そのた、ノーマルの駆動系を
WRを6.5gに、
プーリーをハイスピード+YAT式に
トルクカムをゼロに
クラッチをボッシュの軽量型に変更して試走を行いました。

試乗および、試験走行の結果、

まずは、断熱材を巻いたにもかかわらず爆音です。
まるで、原付き小僧*2以上です。

加速もまだWRが重いようで、スタートはノーマル並の加速で、
40`を超えてからパワーバンドに乗り鬼加速します。

最高速もメーターを振り切りましたので、
でかタイヤ(145/50−10)を考慮して、
推定でゆわ`はオーバーしている模様です。

また、20キロほどの距離を休憩をしながら走行しましたが、
だんだんと排気音がマイルドになってきました。

長い放置期間だったので、サイレンサーの
吸音材がオイルかす等で詰まっていて
あまり消音出来ていなかったのが、
排気熱により溶け出して本来の消音が出来るようになったようです。

いまは原付き小僧*1ていどまで収まってきましたので、
もう少しはしれば、更に静かになると期待しています。

 
   
   
   
   
   
   
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