平成22年4月29〜5月5日

 

連休中の空き時間でK−2用の後輪ホイルを作ります。

まずは10インチ4.5JのマークTのハブ部分を
バンドソーで切り抜きます。

続いてMC−1に合わせた新たなハブ板を切り出します。

これは厚みを25mmとして、
装着時にホイルの表面が
丁度良い位置に来るように厚みを決めました。

治具を使用してホイルと
サイズを揃えて旋盤で削り出したハブ板を
がっちりと固定します。
まずはホイルの内側からハブ板を仮溶接します。
内側が仮溶接できたので、治具を外して
ホイルとハブ板が面一になっているか確認します。
一度ではなくて対角線上に数pずつ奥まで、
溶かしながら溶接していき、
全周が溶接出来たら再度肉盛り溶接を行います。
表面が溶接出来たら今度は裏面も
同様に全周を溶接します。

アルミは溶接すると熱により大きく膨張しますので、
完全に冷め切らない内に溶接を行うのと、
縮みを考えて大きめに肉盛りしないと
割れたり変形します。

   
ミニピンさんの研修を兼ねて
エンジンのオーバーホールを行いました。

これは2台目のEV改のエンジンです。

最初はとまどいも有りましたが、
2台目となると慣れてきて、
殆どミニピンさん一人で組み立てる事ができました。
クランクシャフトやベアリングを入れ替えた
一台目のエンジンです。
   
先日溶接した後輪用のホイルが冷めたので、
表面の溶接跡を奇麗に削り
溶接跡を見えなくするためにヘアーライン加工を施します。

まあまあ奇麗にできたので、
145/50−10タイヤを装着します。

片付けをしていると10インチ4Jのホイルが
4本出てきたので、その内の2本を使い
前輪用のホイルを作る事にしました。

写真はハブ部分を切り抜いた状態です。

   
   

平成22年5月7〜9日

長い間放置だった赤MC−1のリヤフェンダーを作ります。

タイヤの出幅に合わせてアルミテープで型を作り
まずはガラスクロスで1層目を貼り付け形を強くします。

1層目が硬化したら今度は厚みを持たすために
ガラスマットをクロスの上に重ね貼りします。

何層か重ね貼りしたあと、ポリパテで仕上げる予定です。
前輪用のアルミホイルを溶接します。

ハブ板部分は8mm厚ですのでホイルよりも薄くなります。

ホイルの厚みと揃えると12mm程度必要ですが、
出来るだけ内側にオフセットしたいので、8mm厚としました。

治具とボルトでがっちりと固定していても
裏側を仮溶接しただけで、アルミ板が引っ張られ
写真の様に隙間ができます。

この隙間分の歪みは最後までとれませんが、
どうしようもないので、このまま裏表全面を溶接し
表面を磨いてヘアーライン仕上げを行います。

最終的な歪みは1mm未満となりますので、
ホイルの振れもわずかで走行に問題はありません。

   
   

 


平成22年5月15〜16日

 

先週に続きリヤフェンダーの続きです。

補強のためにガラスクロスを45度傾けた状態で
1層だけ重ね貼りします。

硬化後の強度を見て更に1層重ねるかもしれません。

   
こちらも先週に出来上がったホイルを取り付けるために
K−2の加工を行っていきます。

まずは、フロントのステアリングアームを取り外します。

ブレーキは走行距離が少ないので、
メンテの必要はありませんでした。

ステアリングアームはそのままだと
ホイルの内側に当たり装着できません。
当たる部分を約1cm短く切り取り、
ステアリングロッドを取り付けるための
穴を新たに空けます。
ホイルに当たらずに装着出来るようになりました。

アームを短くしたおかげて
ハンドルの切れ角も多くすることが出来るので
Uターン等が楽になります。

ステアリングアームを取付けます。
続いて、ドラム内のベアリングに給油してから
ドラムを取り付けます。
フロントホイルが無事に付きました。
ジャッキを下ろし荷重をかけてみます。

この状態では何処にも当たりません。

ハンドルを切り、前側が当たらないか見ます。

フェンダーには余裕の空間がありますし。
フレームにも当たりません。

今度は後に切ります。

フェンダーには荷重をかけても当たりませんが、
フレームとタイヤが軽く接触します。

Uターン時などには多少こすれるかもしれませんが
一般走行には問題無しです。

続いてリヤ回りを!

まずはエンジンを載せ替えます。
元のエンジンを下ろします。

走行は200`弱なのですが、
放置期間が長かったようで、外観は錆びています。
オイル汚れ等はありません。

ボディ裏の空間です。

相当量の空間がありますので、
将来2個1の4ストエンジンを取り付けても
当たることはありません。

また、オイルタンクを取り外したあとに
前方に向けて新たに燃料タンクをアルミで作る予定です。

これで、トランクスペースが確保できるのと、
少しだけ重心を下げることができます。

燃料タンクからキャブまでは、自然落下式のために
燃料ポンプがありません。

新たなタンク取付後は高さがとれないので、
電磁ポンプの装着が必要となります。

新たなエンジンとマフラー改が付きました。

リヤホイルもリヤアームを下ろした状態でないと
取付できないので、同時に装着します。

第一段階の完成です。

ホイルが大きくなったためにノーマルよりは
外観が締まった感じになりました。

前から
ハンドルを左に切った状態
ハンドルを右に切った状態

リヤからの眺めですが、フェンダーが大きいために
タイヤの幅を広げたにもかかわらず薄く感じます。

もう1〜2cm外に出しても良かったかもしれません。


リヤタイヤのサイズが大きいために
尻上がりとなりました。

このために、リフトに入れるときに
前のボディ先端下が大きく接触します。※われましたw

ボディ前端の接触を避けるために後の車高を下げる事にしました。

写真のようにリヤショックをEV改に付けていた
5cm短いものと交換します。

丁度良い具合にリヤも下がり、
前も接触しないようになりました。

マフラーの位置で車高の違いが判るはずです。


エンジンを載せ替えたので慣らしを行おうとしましたが、
一向に始動しません。

キャブかなと思い点検しましたが、問題なしです。
その他思い当たる所を見るましたが問題ないので
再度エンジンを下ろして点検しようと諦めかけていましたが、
セルの動きが重いので、もしやと思いバッテリーを取り替えました。

見事に一発始動いたしました。

写真右に写っているバッテリーが逝きました。

その後試乗しましたが、結構良く走ります。
慣らし中なので大きくはアクセルは開けられませんが、
瞬間的に開けると軽く50オーバーしますので、
ノーマル改でしばらく様子を見ます。

慣らし終了後はチャンバー仕様に変更予定です。

しかし、それ以前にシート位置を下げたために
ハンドル位置が高すぎて運転していて疲れます。

次回、EV改に取り付けているチルトステアリングが
取付出来ないが検討してみることとします。

   
   

平成22年5月22日

 

K−2にチルトハンドルを移設するために
EV改を分解します。

まずは、フレームとボデイだけにするために
各パーツを取り外します。

横倒しにして、足回りのパーツやその他のパーツを
取り外していき、最後はフレームとボディを切り離します。

ボディは今後も使用予定がないので、
サンダーとバンドソーでバラバラに切断し
燃えないゴミに出せる大きさまで小さくしました。

フレームや足回り、その他パーツは
流用先が見つかるまでは保管しておきます。

   
   

平成22年5月29日〜30日

 

先週EV改から取り外した、
チルトステアリングをK−2に取り付けます。

まずは、アッパーボディの取り外しです。

アッパーボディが外れましたので、
この状態から作業を開始します。

まずは車体構造をチェックしてから
ハンドルをシャフトごと取り外します。

ハンドルとシャフトです。

左がチルトタイプ、右がMC−1の棒ですw

ボディ側を再度検証して、
取付方法などを検討します。
取りあえずシャフトを既設のステアリングギヤボックスと連結します。
取付高さが決まったので、
既設の金具に新たな金具を作成、溶接して付けて行きます。
ウインカースイッチなどを取り付けるのですが、
MC−1とはシャフトのパイプ軽が違います。

しかし、チルトステアリングと比べてみると
穴の大きさがほぼ一緒です。

実際に取付けてみるとドンビシャでした。

これで、悩むことはありません。

この部分も規格があるのでしょうか?
たまたまうまく行ったのでしょうか?

ウインカースイッチをシャフトケースに
取り付けるための金具を造ります。
無事に、ウインカースイッチが取り付けられました。
ハンドルを取り付けて動作確認をすると
リターンスイッチ本体と少し当たっています。

ハンドルも重くなっているので、
リターンスイッチの全長を5mm程度短くけずり、対処しました。

左側のブレーキパイプが無意識に踏まれているようで、
クツ跡が付いて曲がっていました。

このまま何度も踏まれていると折れてしまうので、
フットレストを取り付けて保護することにしました。

これもEV改からの流用です。

チルトステアリング全体が取付出来ました。
一番短くて上の状態です。
一番長くて下の状態です。

このあと、シャフトケースのネジを利用して
ハンドルカバーの固定金具をつくり
ハンドルカバーがチルトに合わせて動くように取り付けます。

また、ハンドル位置が変わったためにメインハーネスが
短くなり取付できません。

ボディ下からハーネス全体を少しずつずらして届くようにし、
それでも短い分は配線を延長しました。

アッパーボディを載せて
実際のハンドル位置を確認します。

ハンドルは一番上で短い状態です。

丁度良い位置に納まりました。

その他の作業として、
フロントのブレーキパイプがハンドルを切った時にタイヤと当たります。
取り回しを前から後に変更して当たらないようにしました。

フロントタイヤのトー調整をしました。
−12mmだったのを−3mとしました。

シートレールの補強をしました。

ブレーキフルードを入れ替えました。
さすが、一度も交換されていなかったようで、
コーヒー色に変色していました。

次回からはメーターパネル回りを含めて
内装を黒色に塗装したポリカ板で仕上げていく予定です。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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