平成22年7月11日

 

マイクロカーネタではありませんが、パソコンモニターとして使用している
地デジテレビの背面温度が異常に高いので、
コンデンサー類を長持ちさせるためにファンを取り付けて換気を良くします。
ただ単にパソコン用の8cmファンを両面テープでモニターの一番上に貼り付けて
熱い空気を吸い出す形でとりつけているだけですが、
回転してしばらくするとモニターの背面温度が急激に下がります。

取付前に比べて明らかに温度が低くなっているので、
モニターのパーツも長持ちするはずです。

ちなみに、ファンの電源はACアダプターを使用しています。

アダプターは手持ちの9Vタイプを使用していますが、
実際電圧は無負荷で13.5Vあり、ファンを回して13V程度ですが、
12Vファンでも壊れることもなく回り続けています。

   
   

平成22年7月18〜19日

富山よりハゲタカ用にMC−1(K−1)を引き取ってきました。

外観はボロボロですので、殆ど使えません。

早速、アッパーボディを取り去り分解していきます。
アンダーボディも取り去りフレームの状態となりました。

ここで、エンジンのカバーが無いことに気づきました。

更に分解を続け、エンジンをおろしますが、
ホーシングが左右とも見事に割れており、
指を突っ込むと、両デフケースのベアリング受け部が割れています。

デフケースの下もオイル汚れが酷いので嫌な予感がしましたが、
そのままばらしを続け、エンジンを割ってみることにしました。

ミッションケースを割ってびっくりです。

全てのギヤが欠けており、内部には欠けたギヤが散乱しています。

ベアリングにも欠けたギヤが噛み込み、
写真右下に見えるように、ケースに穴が空いています。
一番損傷が激しかった、リバースアイドルギヤです。

全体の2/3が欠けていました。

ケースにもギヤの欠けらが噛み込んだために
キズが一杯入っています。
シリンダーを外して点検すると、ピストンなどはキズもなく、
これからの感じです。

しかしヘッドからの吹き抜けがすごいです。

また、クランクベアリングもプーリー側にガタがあったので
分解してみるとベアリングが回った跡があり、ケース側が摩耗していました。

車輌はK−1ですが、使われている液体ガスケットにより
ミツオカでエンジンが組立られたものだと判りました。

さすがはメーカーが組立てたエンジンは品質管理や組立が最悪だと納得しました。

で、ミッション側の破損原因ですが、ホーシング割れにより、
デフケース割れ → 無理な力がリバースアイドルギヤに掛かる
 → ギヤが欠ける → 欠けらが次のギヤに噛み込んで更に欠ける
→ 欠けたギヤが今度は他のギヤやギヤとケースの間に入り、更に破損させる
 → デフギヤとケースの間に入り込んだ欠けらがケースに穴を空ける
→ 空いた穴からオイルが漏れる → さらに各ギヤの破損が加速される。
となったものだと思います。

デフケース内のギヤはまったくの無傷でしたので、
ホーシング割れを放置したのが悔やまれます。

最後は足回りを取り外して、分解は終了です。

エンジンは使い物にならないので、
他のパーツをハゲタカ販売して元を取ることにしました。

外したパーツを掃除しつつ、保管していきます。
   
   
MC−1用のリヤキャリアをつくります。

まずは、ベースとなるATV用のキャリアです。

キャリアを型取りようのMC−1ボディにあてがって
金具のサイズを決めていきます。
鉄板を溶接したり曲げたりして取付金具をつくります。

さらに、鉄板を塗装仕上げして、裏側にゴム板を張り付けて、
ボディの傷付きを防止するとともに防震対策をおこないました。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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