平成24年 9月 9日

MC−1の定期整備を行います。

まずは幾分気温が下がってきたので、
ジェットニードルのピンの一を一つ下げて
中間の燃料を濃くします。

駆動系を点検するためにジャッキアップすると
ホーシングの割れを発見しました。

補強部分を除き全周に割れが広がっていました。

再溶接のためにホーシングを取り外します。
TIGの溶接電流を高めにして、
溶かし込み溶接を行い
割れた箇所を補修します。
ホーシングの熱が冷めるまで、
チャンバーの点検です。

各所に錆が広がっていましたので、
サビ転換剤を塗ってさび止めします。

また、フランジ取付部のネジも緩んでいたので、
まし締めし、瞬間接着剤で緩み止め処置をします。

ホーシングの熱も冷めたので、
溶接部を塗装し、
乾燥までのあいだ、プーリーを点検し、
掃除したあと組み込みます。
駆動系全体の点検、補修が完了したので、試運転です。

乗り心地が少し固くなりました。

ホーシングのひび割れだけで変わる物ですね。

次回は、冬前に点検を実施します。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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