平成20年1月2日

 

ボディパネルとシャーシとを切り離すための作業にかかります。

まず、ハンドルやメーター周りのパーツの取り外しです。

ここも、はずし方が判らないので、すべてのネジをはずして
ドリルでリベットをとばし、分解していきます。

べダル周りです。

アクセルが針金で固定されていました。

それぞれのワイヤーですが、アクセルは×
ブレーキ関係は○でしたので、給脂で済みそうです。

サビはありましたが、穴が開いたり薄くなる所はありませんでした。

しかし、固定のネジは緩み止めナットが使われていますが、
ネジ山はインチサイズですので、組み立て時はミリネジに総替えします。
ハンドルポストの様子です。

操作スイッチ類はOKでした。

ステアリングシャフトも軽いサビがあるだけです。

配線の接続状態です。

ギボシのカバーが少し硬化していましたが、
ケミカル剤で復元させます。

ワンタッチコネクタも抜け止めの付かない古いタイプです。

チューブがダメになりパンクしたままのタイヤをはずします。

ブレーキワイヤーとメーターワイヤーの差込部のアルミが
腐食して膨らみ、ワイヤーが取り外しできませんでしたので、
ショックとシャフトを先に取り外してタイヤをはずしました。

取り外したタイヤです。
サビ取りのために、タイヤとチューブを取り外します。
ホイルの内部までサビが回っていましたので、
ブラストにかけます。
同じくブラストにかける前のステアリングシャフトとケースです。
軽くブラストをかけました。

本来はアルミナの#60〜100番くらいでかけるのがよいのですが、
サビが出にくいのとあまり削れないように
ガラスビーズの#200番で処理しています。

ホイルの内側です。
ステアリングシャフトまわりです。

このあと、サビ転換剤を使用して、
サビ止めと下地処理を行います。

錆びて固着したボルトを緩めたりちぎったりしながら
上下のボディを切り離します。

アンダーボディの状態です。

アッパーボディの状態です。

どちらのボディも補修と補強のために
ガラスクロスとアルミガラスクロスを追加で貼り付けます。

ボディーとシャーシを切り離すための作業中です。

とにかくネジがはずれません。というか錆びて溶けて
小さくなっているので工具が掛かりません。

サンダーで切り取りながらの作業になります。

 


 

平成20年1月3日

 

昨日錆転換処理をしたパーツです。

写真のように錆の部分が黒錆に変わり、
防錆膜を作ります。

ひとつひとつの固定ボルトを削ったり千切ったりしながら
順次ボディーとフレームを切り離していきます。

前輪はMC−1用のタイヤとチューブがありましたので
再使用して取付ました。

すったもんだの末にやっとボディがはずれました。

ボディとフレームを固定している、
ボルト類は全て新品に交換する必要があります。

しかし、ボルト+ナットでの固定では、
組立に手間がかかりますので、
ボルト+ナッターに変更して作業効率を上げていきます。

ボディーもあちらこちら割れがありますので、
FRPで補修予定です。
後部の配線類です。

これも時間を見つけて専用の配線を
作り直した方が良いような感じですが・・・・・・・

同じく、ぐちゃぐちゃな状態です。
メインスイッチがある位置ですが、
コネクター類が走行時の泥をかぶるのと、
接続が非常にやりにくいです。

やはり要改善ですね!

フロント回りです。

やはり、ステアリングギアにはガタがあります。

ギアの遊びを減らす加工を行い、
それでも改善されない場合は
ステアリングダンパーを付ける予定です。

フレームは写真ほどは錆びていません。

ワイヤーブラシで軽くこすると
浮き錆が剥がれていきます。

写真の上半分がこすった部分です。

軽く錆落としたフレームです。

このまま錆止め処理を行えば大丈夫です。
、まだ錆が残っている状態ですが
錆転換剤を塗りつけていきます。

白い液体をペンキを塗るように薄く塗っていきます。
塗ってしばらくすると、赤錆が黒錆に変わっていきます。

これで、防錆膜が出来るわけです。

このあとシャーシブラックを塗ってフレームの錆落とし
錆止めは完了の予定です。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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